日本人は幸せのハードルが高い。
そんな事を聞いたことがある。
水木しげる大先生も同じような事をおっしゃっていた。
水木先生の場合は戦争体験者なのでそれに比べたら幸せなど今の日本には有り余るほどあると言うことだ。
なるほど、しかし水木先生、言わせて下さい。
戦争など経験しなくとも今私の世界には幸せが余りあるほど広がっているのです。
いや、ある意味「坐骨神経痛大戦争」と言う名の戦争を体験した私には水木先生と同じ景色が見えていると言うことなのか。
2ヶ月以上前から続いている坐骨神経痛戦争。
少しづつだけど良くなってきています。
良くなるたびにできることが増えていく、
できること=幸せなこと
こんな幸せの方程式が僕の体内で作られ始めています。
今日の幸せは流し台の掃除でした。
ここを掃除できるだけで幸せを感じてしまいます。
次に訪れた幸せは包丁研ぎでした。
毎日頑張ってくれる包丁もいつしか切れなくなっていました。
やっと研ぐことができます。
普通の砥石1000番くらいですか、忘れましたが青い砥石で研ぎます。
次に3000番で
仕上げに8000番。
上手い人が研ぐと鏡面仕上げといって鏡みたいな仕上がりになるそうです。
僕は上手すぎて曇っています。
これが俗に言う曇り仕上げというやつです。
最初の状態と何が違うか目視してもわかりません。
ただにんじんを切ったらめちゃめちゃ切れるようになってました。
8000番の砥石なんて宝の持ち腐れですが研ぐ作業は本当の職人さんになったようで幸せな時間でございました。
次に訪れた幸せは鉄フライパンのシーズニング。
今日のお昼にチャーハンを作ったのですがフライパンが焦げて思うように振れませんでした。
ちなみに今日の焦げたチャーハン(だれも求めてはいない)
お昼はいつも一人で食べるのでチャーハンとかパスタとかサッと作ってサッと食べるものになります。
一人で食べる男子の手作り料理なんて大体そんなものなんじゃないかと。
最近やたらと凝った料理を作る一人飯男子がいるらしいが本当に(うらやま)けしからんと思う。
だが現実的に毎度毎度本気で料理できないのでこんな感じのサッとご飯になるわけです。
ちなみにこのチャーハンの味付けは
南蛮えびスープ
これだけである。
鍋やラーメンのスープとして使えるようだが我が家ではもっぱらチャーハンに使っている。
子供も大好きだ。
ただ炒めたものにこれをかけておけば幸せの味がするのだ。
サッと作ってサッと食べるにはもってこいの調味料だ。
話が脱線した。
そんなわけで我が家のフライパンは鉄フライパンなんですが今日調子が悪くて焦げついたのです。
なのでシーズニングし直そうと思います。
我が家のガスコンロは安全センサーが働いてうまくシーズニングできないのでカセットコンロを使います。
まずは1回目火をつけて煙がでるまで熱したら油を敷きます。
全体に馴染ませたら油受けに余計な油を入れて
縁の部分はキッチンペーパーで塗っときます。
油が全体にいったら水に濡らして絞った布巾の上で冷やします。
これを繰り返して終わりです。
今回は4回繰り返しました。
2回目
3回目
4回目
ですね。
これでツルツルのフライパンとして復活するはずです!?多分。
そう、こんなにやり方を紹介しておきながら素人ですから多分がつきます。
まぁ、きっと大丈夫です。
しかし、普段ならただの面倒くさい作業であるシーズニングが回数を重ねるたびにテカテカしていくのをみると幸せを感じないではいられない。
漫画「おひ釣りさま」上条星羅ちゃんの「悦っ・・・!!!」が何度も出ました。
ちょっと動けるようになると何でも幸せを感じてしまいます。
はやく全快になって幸せと言う大海原を泳ぎ回りたいなぁ(こいつ何いってんだ)
今日はキモキモブログでしたがこのへんで失礼致します。