東京から長野に移住して約3年がたちます。
築40年の中古物件を購入してコツコツとDIYでリフォームしてきました。
3年も経てばだいたいのリフォームも済んで大分快適な暮らしができるようになりました。
僕は元々ものづくりが好きなので家を自分でリフォームすることに憧れがありました。
自分の好きなデザインで家を作れるということにワクワクしていました。
実際にやってみるとやはり難しいもので、自分の思ったようにできず、歯がゆい思いはしばしばあります、だけど頑張って自分で作り上げた家は控えめに言って最高です。
そんな我が家の最初の状態はこんな感じでした。
空き家バンクで見つけてきた物件です。
築40年経っていますが思った以上に綺麗でした。
ただ、床が貼ってなかったり畳はふかふかで凹んでいたりでこのまま生活は厳しいということで住む前に業者の方にリフォームをお願いしました。
お願いしたのは最低限これだけやれば住める、というリフォームと自分ではできなそうなリフォームをお願いしました。
自分ではできなそうなリフォームとは梁の補強や電気工事など技術や知識、資格が必要な工事です。
そこから住み始めてコツコツ自分でリフォームして約3年経った現在の様子がこちらです。
大体最初の画像とリンクするような場所の画像にしています。
生活感のある画像とそうじゃない画像がありますがご容赦下さいw
あと子供が死体のように寝そべってますが決して事件現場なんかではありません(笑)
1枚目と2枚目の外装の画像があまり違いがわかりませんね。
1階部分の壁、屋根を塗装しました。
後はウッドデッキを作ったりレンガを敷いたりして一応変わっています。
これからは外構にも力を注いでいこうとは思っています。
他にもリフォームの事を書いてある記事があるのでカテゴリーのリフォームやDIYの中に色々書いてあるので良かったら見て頂けると嬉しいです。
で、本題に入ります。
これからDIYでリフォームを考えている方にお伝えします。
DIYはおすすめかというお話です。
結論から言うと僕はおすすめします!
理由は3つ。
その1、楽しい。
まずこれです。
自分で家を解体したり作ったり。
非日常感を楽しめます。
次はどうしよう、こうしようという感じがたまらなく楽しいです。
毎日がとても充実します。
一日があっという間ですよ。
その2、安上がり。
ちょっとした棚を作るとかだとどこかのメーカーのものを買った方が安いってなったりするんですけど、家をリフォームって考えると道具代で10万20万かかったとしてもすぐに元がとれます。
たとえば22畳(40平米)ほどのリビングの天井(吹き抜けにしたので屋根)に断熱材を施工して羽目板を貼りました。
業者に依頼すれば平米1万円として40万とします。
自分でする場合20万もかかりませんでした。
ということは20万以上浮いたということになります。
業者に依頼して多くの割合を人件費でもってかれるのでかなりの節約となります。
しかも自分で材料を調達していくと端材がでるのでそれで何か他の物を作ることもできます。
後半は廃材でいろいろ作ってきたので大分お金を使わずにリフォームできました。
その3、愛着がわく。
家のリフォームは体力が必要なことだらけなので大変です。
なので苦労して作った家に対する愛着は相当なものです。
もちろん素人なので失敗もするしプロみたいにうまくはできないのですがその失敗すら愛せます!
主にこの3つがいいことです。
付属的についてくる良いことは家や道具に関したいろいろな知識が増えるので何か不具合がでてもすぐ対処できるようになります。
もちろんいいことばかりではないです。
次は悪いことを上げます。
デメリット
その1、危険
これが一番やっかいです。
DIYの道具は使い方を間違えると命にかかわります。
実際DIYで死亡した事故もあります。
また、やり方を間違えると家が倒壊しますので構造上のものに関わるDIYをする時はプロに意見を聞くようにしてください。
僕は最初にリフォームしてくれた業者の方にいろいろ聞きました。
もちろん自分でも色々調べてから行動に移しました。
その2、疲れる
正直、体力的にキツイです。
筋肉痛は常時きます。
平日働いて土日で作業。みたいな感じだとかなりキツイと思います。
また、やり始めると途中で終われない場合もあったり、時間との勝負の時もあったりして段取りも重要で頭も使いました。
その3、思ったようにはならない。
やはりプロではないのでうまくいかないことのが多いです。
塗装とかでも思った色にならなかったとか養生がうまくできなくて、、、とかがたくさん出てきます。
また、業者じゃないと扱えない素材とかも出てくるので自分がするにはどうしたらいいかとか工夫が必要になったりもします。
また、不具合も出てくる可能性もあります。
せっかくやったけどプロに依頼し直さなくてはいけないことも出てくるかもしれません。
そうなると費用が余計に掛かったりするので自分でやる所とプロに任せる所のバランスが重要だと思います。
難しいと思う所は費用が掛かってもプロに任す。
大事な事だと思います。
You Tubeとかで素人がプロみたいにしっかり作ってたりするのを見ると俺も出来そうって思うんですけど無理して作って大惨事になることもあるので慎重に事を運ぶ方がいいと思います。
You Tubeやネットでみる素晴らしい仕事をしてる方達は超人だと思って下さい。
その4、時間が掛かる。
3年やってやっと内装のリフォームが終わりました。
まだまだやり足りなかったり付け足したい所もあってまだまだ一向に終わりが見えません。
プロに依頼すればこんなに時間も掛かることはないでしょう。
また、自分でやると中々進まないのと時間が掛かるので休日が全て埋まってしまい家族との時間が減ってしまう、なんて事もあると思います。
なのでそういった自分の生活スタイルも変えてしまう可能性があるので上手くセルフプロデュースする必要があると思います。
主にはこんな所です。
DIYはすべては自己責任です。
できないことはプロに任せつつ楽しみながらやるのがおすすめです。
また、これまでかかった費用のお話です。
やはりどれくらいかかったか気になる所ですよね。
あくまで僕の場合なので目安にしてください。
空き家バンクで物件を購入した土地と建物合わせて400万円でした。
そのあと交渉して380万円まで下げて頂けました。
土地は550平米ほど、建物面積は120平米ほどです。
業者にリフォームを依頼してかかった費用が400万円ほど。
しかし、住んでいる市から空き家取得補助金が150万円ほど、定住補助金が17万円ほどでました。
なので住む前に必要だった費用は613万円ほど。
そのあと自分でDIYでやった費用は道具代も含め150万円ほどです。
なので760万円ほどかかって家を手に入れたことになります。
リフォームだけで言うと550万円かけてリフォームしたことになります。
これを高いか低いかは個人でそれぞれあるとは思いますが僕は満足しています。
田舎に住むと定住補助金等があるので調べてみるといいですよ。
それありきで考えるのは良くないですがもらえるものはもらった方がいいです!
ちなみに僕が住んでいる所は長野県伊那市にある高遠町という町です。
この移住に関する補助金に最高150万円っていうのは大分多いです。(もらうには条件があります。各自治体で変わるので要確認です。)
他の自治体にこの金額は見たことがなかったです。
一番は自分の気に入った土地で暮らすことですが候補が上がったら補助金もあわせて調べてみることをおすすめします。
では今回はこの辺で。何か参考になることがあれば嬉しいです。
ではでは!