皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は昨夜腰痛で寝れませんでした。
くれぐれも腰痛にはお気をつけ下さい。
今回は日本シリーズロスの皆さんに朗報です。
多分皆さんお悩みでしょう。
そう、掃き出し窓問題(笑)
掃き出し窓って便利ですよね。
玄関からでなくても外に出れるし窓が大きいので光をいっぱい取り入れられる。
場所や部屋によっては日中電気つけなくても良かったり、肌寒い時の日中なんかはその太陽の暖かさで暖房がいらなかったりします。
いい事もあるんですがデメリットも多いです。
まず、寒い。
さっきと矛盾してますが夜は寒いです。
なぜなら窓が1番断熱性能が低いからです。
最近ではペアガラス、トリプルガラスなど断熱性能の高い窓も増えてきましたが我が家は築43年。
バチバチのシングルガラスであります。
また、アルミサッシなので余計に断熱性能は低いです。
そんなこの家が一級建築士によって設計されたとは。。。
で最初に空き家を購入してやったのは窓の断熱対策です。
2重窓にしました。
2重窓は木枠を作ってポリカを入れて断熱窓としたわけです。
外から中が見えてしまうので後からカーテンを設置しました。
2重窓にしても寒いは寒いです。
期待してたほどの効果はないような気がします。
というのもホームセンターで買う木が曲がってたりして隙間なくドアを作るのが難しかったというのもあります。
そして窓は開放感があったり部屋が明るくなっていいのですが家具が置きづらかったりして意外と使い勝手が悪かったりします。
そこでひとまず実験として掃き出し窓を塞ぐこととしました。
掃き出し窓を塞ぐことで断熱性能を高めると同時に壁にしてしまうので置きたかったものを好きな場所に置けるようになりました。
それがこの状態です。
掃き出し窓のいい所でもあるそこから外に出られる機能はつけたかったので窓一枚分のスペースは確保して右側の窓は塞ぎました。
「ひとまず実験として」と前置きしたのは窓を塞ぐと結露の問題が起こるかもしれなかったからです。
窓ガラスの外が寒くて内側が温かいと温かい内側に結露がおこります。
なので窓ガラスと塞ぐ壁との間の温度が外となるべくかわらないようにしないと内部結露が起こりカビが繁殖したり躯体を痛めたりしてしまいます。
なので内部結露が起こったか確認出来るように壁は作ること。
もし内部結露が起こっていたら外さなくてはならない為ボンドや釘は使用せず、駄目な時は外せる仕様にしました。
本来素人は掃き出し窓を塞ぐという事はやらない方がいいとは思います。
家の寿命を削る可能性があるからです。
少しでも隙間があればそこから部屋の暖気が窓ガラスに当たるので結露します。
とてもリスキーなDIYだと言えます。
なのでこいつバカやってんなぁという目で見て頂ければと思います。
で、一応窓一枚分を残して壁を作ったのですが自作の2重窓をポリカではなくちゃんとした断熱ドアとして作り変えることにしました。
理由は
断熱性能を上げたかったから。
カーテンを取っ払いたかったから。
見た目が好きじゃなかったから。
の3点です。
また1からドアを作るのは大変なので2重窓を解体して新しいドアに作り変えます。
まずは既存で使っていた2重窓を解体。
こんな感じの窓でしたが
無事解体。
4枚ある窓ですが1枚は現在使用中なので3枚を解体し、なるべく曲がってない木を選んでまた組み直していきます。
組み直す前に手直しと補修していきます。
最終的にリメイクシートを貼ろうと思っていたので板の厚みをカンナで削りました。
その後、ビスの跡の穴を埋めます。
このビスの穴をボンドをつけた爪楊枝を入れて
余分な所は切っておしまい。
次にポリカが入ってた溝を埋めていきます。
埋めたらデコボコをウッドパテで埋めてある程度キレイにしときます。
あとはもう一度組んで行くだけですね。
枠を組んだら枠の内側に石膏ボード貼っていきます。
枠に合うようにカットしたら
はめ込んでいきます。
で、ドアに固定出来るようにドア枠に木を固定します。
こうすると面一で石膏ボードが固定出来ます。
表から見るとこんな感じ。
次にせと木枠の間の溝をパテで埋めていきます。
凄い下手なんですけどめっちゃ楽しい(笑)
何げにパテ埋め好きです♪
乾くとこんな感じなので今度は枠を固定したビスなんかをダボ埋めしときます。
こんな感じになったら後はやすって黒く塗っておけば大丈夫。
次は裏っかわにひっくり返して断熱材いれます。
入れたのはスタイロフォーム。
木枠の厚みが30mm、石膏ボードが9.5mmなのでスタイロフォームの厚みは20mm。
調度家に余ってたのでラッキー♪
切ってはめ込みます。
20mm位のスタイロフォームならカッターで簡単に切れるので楽ちん。
全てはめたらちょっとしたスキマをジョイントコークで埋めときましす。
埋まればなんだっていい(笑)
こちらは屋外側なので日光があたっても大丈夫なようにアルミシート貼っておきます。
100均ね。
これが100円なんて素晴らしいの1言です。
両面テープとタッカーで留めておきました。
いよいよ表にリメイクシート貼っておしまい!
。。。と思いきや。
今回アマゾンで見つけたリメイクシートを貼ろうと思っていたのですが中国のものらしく2週間位かかってやっと来たんです。
ワクワクしてたんですがこれがまた低品質でして。。。
ドアにドアのリメイクシート貼ったらなんか面白そう!って思って買ったんですがちょっと酷いんですよ。
わかるかなぁ?
画像が荒すぎてとてもじゃないけど使えないっす。。。
さすがの中国クオリティでショボーンでした(笑)
でしょげてばかりいられないので結局塗装することにしました。
アイアン塗料があったので塗っていきます。
思ったよりいい感じ!
でももう少し手を加えていきたいと思います。
錆塗装をしていきます。
錆塗料なんかを持ってないので自分で色を作ります。
まずは黄色と赤で黄土色っぽいのを作ります。
ちょっと黒も足します。
黒はほんのちょっと!
こんな感じの色が出来たら水で薄めます。
これを適当にスポンジでポンポン。
筆に多めに塗料付けてトンって付けると塗料が垂れていい感じです。
そしたら焦げ茶を作っていきます。
茶色に黒ね。
茶色は、赤と、黄色と黒ね。
これをさっき黄土色っぽい所にポンポンしていく。
そしたら次は赤茶を作る。
茶色に赤ね。
大分錆っぽいね。
もう一回焦げ茶とかを重ねたりやりすぎたら黒をポンポンしたら完成!
アップにすると。
大分錆感でましたね。
結論、錆塗料はいらないね。
自分で出来る。
最後取手を付けるので取手も錆さしとく。
これでドアが完成!あとはつけるだけ!
壁面を大きくしたかったので外から掃き出し窓を外さないとドアが設置できません(笑)
なので頑張って掃き出し窓を外して入れます。
今まで使ってた2重窓も外して
ドアを付けたら取手もつけます。
開け閉めできないので。
あとは掃き出し窓を戻したら完成!
いいじゃん!
。。。
ん?
一筋の光が。。。
結構な隙間が空いています。
なので戸車の調整をします。
これが大変だった(笑)
この戸車をはずして片方を少し深く彫ってもう一度はめて隙間を確認。
最初は下に隙間が空いてたのに次は上に隙間。
彫りすぎた。
また調整してやっと上手くいった。
取手を付けて
あとはカーテンを外して完成!
なんかスッキリしました。光も漏れてこないし断熱性能も上がってるし大満足なDIYでした。
これで掃き出し窓を塞ぐDIYは一応終わりです!
ドアの制作には結構時間がかかったのですが一回で全てを書きたくてまとめさせてもらいました。
また不具合なんかがあればその都度あげさせてもらいます!
とりあえずお疲れ俺!(笑)